誰でも参加できるようにすること

私は誰でも私の仕事(インターネット事業)に参加できることを念頭に置いている。

なぜならインターネットは年齢が上になればなるほど全く受け入れられないからだ。

では年齢が下になればなるほどどうなのかというと、ほとんどの人は理解できているように思う。

例え話をする

道路は誰でも歩いたり車を運転したりして使用することができる。

この道路というものは世界のどこにいっても道路だとわかる。

標識も文字さえ認識できれば誰でもどこにいるかがわかる。

信号も色の認識さえできれば世界共通だ。

この世界共通誰でも利用し参加できるものを”文明”とする。

建物や家、その中の人間関係などは誰でも参加できるものではない。

国によっては建物の作りや内部の人間関係なども異なるからだ。

この誰でも参加できるものではないものを”文化”とする。

インターネットというのは10年ほど前までは文化だった。

だが現在インターネットは世界中で利用されており、誰でも参加することができる文明になった。

現在の若者が生まれた時から存在しているインターネットは道路と同じように生活にはなくてはならない文明だ。

私の仕事はインターネットの世界が文化ではなく文明になったと伝えることが仕事の一つになっている。

建物(会社)の中で行われている仕事はその人にしかできない名人の文化が多い。

だが、その仕事も誰でもできる仕事になり、文明に変えることができたならばそれはすごいことだ。

なぜなら仕事を文明にしようとすると必ず文化のままにしようとする人たちが現れる。

”できる自分”の存在を”できないお前”をたくさん作り、馬鹿にすることで確立させようとする奴がいるからだ。

間違いなく自分が上に伸びることよりも他を下に落とすことが仕事になっている。

なんの発展も生むことはない。

これは日本の名人文化のせいだと思っているが、”できる自分”がいろんな人に教える行為を美徳とされることはまずない。

それは教壇に立って指導している人よりも、独りを守っていて多くを語らない人の方が偉く見えるからだ。

大多数の人がその姿に憧れていると思う。

これが文化を文明にすることの大きな妨げになる。

GAFA(Google Amazon Facebook Apple)などのアメリカ企業を筆頭として、アメリカの企業はその”名人の文化”的な要素をできるだけなくすことに優れているように見える。

話は少し脇にそれる。

先月、楽天が公正取引委員会の勧告を受けていたが、これは日本でオンラインモールを展開しているAmazonなどの外国企業に向けた公正取引を調べていたところ、想定外で国内企業の楽天が一番多くの項目で引っかかったという内容だったと報じている記事もあった。

引っかかった内容は規約の一方的な変更と出店者への不当な値下げ要求とあったが、今後はオンラインモール運営事業者が行なっている出店・出品希望者の承認・不承認に対しても不当に排除が行われていないか論点になるようだ。

仮に上記の独占禁止法違反が確定だったとしたら、優位な立場を利用して一方的に要求を通したという内容になると思う。

これは誰でも参加できる内容ではなくなっている。

立場の乱用は文化を文明にするチャンスを潰す要因になる。

話を戻す。

どの文化でも文化への参加には名人芸を要する。

しかし文明というレベルで言えば、クズであれ利口であれ、万人が参加できるものでなければ文明にならない。

GAFAはアメリカの風土的に知っているように思う。

仕事は”できないのはお前にせいだ”という誰もが名人であることを平然と要求する文化ではなく、誰でも参加できるものを目指さなければならない。

優位な立場を乱用して”できないお前が悪い”という能力非難を行うことでは何も成長しない。

大事なのは能力を非難するのではなく、運営システムを非難しなければ改善はない。

あなたにしかできない仕事という能力主義の立場に酔いしれているうちは成長はない。

何度も送り返しになるが、誰でもできるようにすることが一番成長になる。

皆さんも仕事をするときに優位な立場を乱用して”文化”を”文明”にするチャンスを潰さないように気をつけてほしい。

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